『麦の海に沈む果実』
再び恩田陸の作品についてです。
今回は学園ミステリー『麦の海に沈む果実』
この作品、前回読んだ『三月は深き紅の淵を』とストリーの繋がりがありおもしろいです。
内容は3月の国に2月に入学してきた主人公、理瀬のお話。
理瀬は実は記憶喪失。
学園でなぜ人々が疾走していくのか?
理瀬はなぜ記憶をなくしたのか?
3月の国なのになぜ、理瀬は2月に転入してきたのか?
理瀬自身も分からない彼女の本当の正体とは???
理瀬の親友としてでてくる憂理は別の本『黒と茶の幻想』の中でもキーパーソンとなっています。
本当に何が起こるか分からない面白いストーリーです。
キャラクター1人1人も個性的で強烈です。
記憶を取り戻した瞬間理瀬の人間性が一気に変わるのも見所です。
ずっと、理瀬の視点で描かれているのでまるで別人が主人公になった感覚、別の本になった感覚に陥ります。
そして、それが心地良いから不思議。
恩田陸マジックです。
一番上の写真、関係ないようで関係あるのです。
『麦の海に沈む果実』のキーワードになってくるのが
父と娘。
と言うことで親子の写真を載せました。
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