黄昏の百合の骨
凄い題名ですよね。
でも、この本、とても好きです。
昨日、読んでいるといった本を読み終わりました。
恩田陸『黄昏の百合の骨』です。
この本が好きな大きな理由は二つあります。
一つは『麦の海に沈む果実』の登場人物「理瀬」が主人公だから。
もう一つは恩田陸、独特の秘密が沢山ちりばめられている構成だから。
理瀬は本人曰く、暗い世界を知るこっち側の人間。
日向を歩くことはない将来を持っている女。
決して少女ではないのです。
どことなく、怖いしかし、憎めない、素直に自分の性格、人間誰しも持っている負の感情を見ることができる理瀬がすきです。
また、恩田陸の本は必ず秘密がいくつもちりばめられています。
だけれど、一番最後の数ページ読めば秘密が解けるわけではないのです。
ページを順に読み進めることで謎が深さを増し、謎が解けたときの感動大きい物へとなります。
肝心なこのストーリーは理瀬の祖母の遺言から始まります。
必ず、祖母が住んでいた家に半年住んでからでないと、この家を解体してはいけない。
それは、この家、そのものに隠された秘密があるからでした。
祖母の義理の娘、梨南子と梨耶子もこのストーリーで大きな役割を果たします。
理瀬は無事にこの謎を解くことはできるのでしょうか?
理瀬の将来はどうなるのでしょうか?
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