2007/12/18 火曜日

『麦の海に沈む果実』

Filed under: 日本語, — manna @ 9:43:14

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再び恩田陸の作品についてです。

今回は学園ミステリー『麦の海に沈む果実』

この作品、前回読んだ『三月は深き紅の淵を』とストリーの繋がりがありおもしろいです。

内容は3月の国に2月に入学してきた主人公、理瀬のお話。

理瀬は実は記憶喪失。

学園でなぜ人々が疾走していくのか?

理瀬はなぜ記憶をなくしたのか?

3月の国なのになぜ、理瀬は2月に転入してきたのか?

理瀬自身も分からない彼女の本当の正体とは???

理瀬の親友としてでてくる憂理は別の本『黒と茶の幻想』の中でもキーパーソンとなっています。

本当に何が起こるか分からない面白いストーリーです。

キャラクター1人1人も個性的で強烈です。

記憶を取り戻した瞬間理瀬の人間性が一気に変わるのも見所です。

ずっと、理瀬の視点で描かれているのでまるで別人が主人公になった感覚、別の本になった感覚に陥ります。

そして、それが心地良いから不思議。

恩田陸マジックです。

一番上の写真、関係ないようで関係あるのです。

『麦の海に沈む果実』のキーワードになってくるのが

父と娘。

と言うことで親子の写真を載せました。

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