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Wednesday.May.16.2012

Basic English Usage:英語の文法書もけっこう面白い!

Basic English Usage by Michael Swanは英語の文法と使い方のレファレンス・ガイドで、英語学習者用に書かれています。英語ネイティブ・スピーカーではない人が犯しやすい間違いや、疑問に思うことを、簡潔な英語で解説しています。イラストを加えた2色刷りで、読みやすさを増す工夫に好感がもてます。イギリスの出版社(Oxford Press)の本なので、基本はイギリス英語ですが、アメリカ英語との違いなども解説しています。

この本は、パラパラめくって読んでいると楽しい発見があります。「文法書を読んで楽しい」ことなどあり得ない、と思う方がいるかもしれません。しかし英語を長年学んでいても、腑に落ちなかった使い方がきちんと解説されているのを見つけると嬉しくなります。例えば、私はhopeとwishを今まで「何となく」使っていたのですが、この本で次のような例文を見つけました。

I hope it stops raining soon. (= it may stop or it may not; I would like it to stop.)

I wish it would stop raining. (= it doesn’t look as if it’s going to stop; I feel sorry about that.)

(“122: expect, hope, look forward, wait, want and wish”の項)

 

上記の二つの文で、hopeは「そうなるといいな」という願いを表し、wishは願ってはいるけれど実現しなさそうな状況で、残念な気持ちが含まれるというのです。「なるほど」と思いました。

またこの本では、excuse meとsorryの使い方の違いをイラスト付きで、下記のように説明しています。

 

We usually say excuse me before we interrupt or disturb somebody; we say sorry after we disturb or trouble somebody. Compare:

 Excuse me, could I get past? … Oh, sorry, did I step on your foot?

(「すみません、通らせてください・・・あ、すみません、足踏みましたか?」)

(”121: excuse me, pardon and sorry”の項)

 

excuse meもsorryも、日本語ではどちらも「すみません」の一言で済むので、つい使い方を間違えてしまう人が多い言葉です。

「英文法の本は今更読む気がしない」という方にもBasic English Usageはお薦めです。手元に置きランダムにページを繰るだけで、英語に関する新しい発見を得たり、ぼんやりしていた言葉の使い方が明確に理解できたりするようになります。

 

Basic English Usageには、同じ著者Michael Swanによる上級編のPractical English Usageがあり、これはより網羅的に英文法を解説しています。英語で英文法の解説を読むと、深く納得し頭に入り易い気がします。

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Practical English Usage

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