One Chapter Reading Club

fun and free e-reading

eリーディングの世界へようこそ!ここには面白い本・楽しい英語との多くの出会いがあります。

Wednesday.May.7.2014

ショートストーリーを読む

英語の原書は「最後まで読めるかな?」と心配な方、ショートストーリ(短編)はいかがでしょうか?

 

私が最近読んだ短編集は、Alice Munro の最新作Dear Lifeです。Alice Munroはカナダ人の小説家で、2013年ノーベル文学賞を受賞しました。Alice Munroの作品は初めてだったので少し不安でしたが、Dear Lifeに納められた短編は一つが数十ページなので取っ付き易いかなと思いました。読み始めると、静謐ながら濃密な筆致で人生や愛が語られていて、一つまた一つと読み進めることができました。短編は少ないページ数で話が完結するので、物語を「読み終えた」という達成感を簡単に味わうことができます。

ただしAlice Munroは純文学の女流作家なので、万人向けではありません。そこで、もう一人のMunroを紹介します。それはスコットランドの小説家Hector Hugh Munro (1870-1916)です。ペンネームのSakiの方が良く知られています。英語の短編と言えば、日本ではO. Henryが有名ですが、SakiはO. Henryに並ぶ短編の名手と言われています。エドワード朝の貴族社会を皮肉るブラックユーモアや、意外性のある話の展開などが特徴です。ほんの数ページの短編も多く、簡潔で読み易い文体の英語です。なにより著作権の切れたパブリックドメインの作品ばかりですから、Kindleストアでは、0円で買えます。私はBeasts and Super BeastsReginaldをダウンロードしました。Project Gutenbergのサイトからも無料ダウンロードできます。

 

Sakiと雰囲気が似ているけれど、より刺激的なのが、Roald Dahlが大人向けに書いた短編です。Roald Dahl(1916-1990)はイギリス人の小説家で, 日本ではCharlie and the Chocolate FactoryMatildaなど児童文学の作品が広く知られています。しかし大人向けの短編も書いていて、皮肉と諧謔に満ちた物語や、時に異様なキャラクタも登場する奇妙でミステリアスな雰囲気の物語が楽しめます。収録している物語により、さまざまなタイトルで短編集が出版されています。

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。